地方創生とヘリコプター
現在において加速している過疎化・高齢化を食い止めるため「地方創生」が叫ばれるようになり久しいところですが、その取り組みの一環として当グループでは、ヘリコプターを有効活用した事業を展開しています。
当グループの一般社団法人S.I.Net会では、現在9つの自治体と防災協定を締結し、有事の際にヘリコプターを活用するための準備を行っていますが、実際各地域ではより身近な問題として人口減少による地域産業の衰退があります。

当グループでは地方創生のヘリコプター活用について以下の視点で考えています。


 

1. 広報活動
地方創生にとって基本的になることは「情報発信」だと考えています。
地域の特性や問題点、PRできることなどを広く伝えていくことによって人々の注目が集まり、様々な地方創生事業がスタートします。その点からヘリコプターを活用した「価値ある情報収集」ができるのではないかと思います。

例えば、上空から一望することで初めて発見できる風景や行事などの地域情報が、きっとたくさんあるのではないでしょうか。


各地の動画サイトを保有している自治体も多い現代は、それらを定期的に発信していくことで地域情報を発信していくことができると考えています。


例1)地域情報の一例
    岐阜県白川村の合掌集落一斉放水

    ※毎年秋ごろに行われる世界遺産白川郷の
    一斉放水の様子は、上空から見ることで
    その迫力が伝わります。
例2)動画サイトにて情報公開
    当グループのユーチューブチャンネル

    ※当グループが遊覧飛行(ヘリクルージング)に訪れた地域を
     YouTubeチャンネルでご紹介しています。
     各地域も独自の動画チャンネルを持ち、活用する事がが可能です。

弊会のYouTubeチャンネル

2. 体験イベント企画
当グループが実施してきた遊覧飛行(ヘリクルージング)を自治体及び企業と連携し、
各地域に合わせたものに作り上げて提案いたします。


 例1)ヘリクルージング付 宿泊ツアー


 例2)地域住民にヘリクルージング提供


 例3)地域密着型 合同イベント企画


 例4)ヘリコプターを活用した教育イベント


 例5)写真マニアの方の空撮イベント


 例6)ヘリクルージング付 婚活事業







3. 緑地化計画
日本の国土の約3分の2が森林です。その豊かな森林が、清らかな水や空気を生み出しています。しかし、過去に発生した災害や違法な開発により、その森林が傷ついているのも、また事実です。
その傷ついた森林を、元の美しい姿に戻す試みの一つが緑地化計画です。
崖崩れや河川の氾濫などにより危険な場所となった所に、安全に緑地化に必要な液剤(植物の種・栄養剤等)を散布するのに優れているのが、ヘリコプター(大規模な場所)・ドローン(小規模な場所)です。


例)緑地化計画の事例
   岐阜県大野郡白川村の河川にて緑地化に必要な液剤の散布を行いました。


岐阜県大野郡白川村・河川 緑地化計画に使用したドローン


岐阜県大野郡白川村・河川 散布前


岐阜県大野郡白川村・河川 散布状況



岐阜県大野郡白川村・河川 完了状況


4. 実用的な活用
視察や訓練は、ヘリコプターの優れた面としてある「機動力」が最も発揮される活用方法です。そして、ヘリタクシーの活用で先ずは自治体や地域住民がヘリコプターの利便性を理解して頂くことにもつながっていきます。

例1)地域視察の事例
   千葉県いすみ市の「回天隊小浜特攻基地」
   海に面したこの遺跡はヘリを使わなければ見ることができないので
   自治体担当者の方々に非常に喜んでいただきました。

例2)交通困難地域及び離島地域のヘリタクシー